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Boatmurdered
http://lparchive.org/Dwarf-Fortress-Boatmurdered/
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Part 10: by Locus
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Limestoneの月 1日 1054年 初秋
イクトルトゥドが悩みの種になりすぎている。
軍隊に闘犬を更に追加して、部隊を作って彼女を見張らせることにした。
数分後、鉄の剣を手に現れたウニブ・ベスマートゥルが勇ましくイクトルトゥドに斬りかかり、象のあの忌まわしい両目をえぐった!
ついにドワーフも私の憎しみを共有してくれたのか。
戦いは続き、イクトルトゥドが闇雲に巨体を振り回すが、ウニブにはかすり傷しか与えられない。
ウニブがまた斬りかかり、イクトルトゥドの胸を深く切り裂いた。
大混乱のまま戦いは決着した。
ウニブと警備隊長(彼は最後しか手を出していない。名誉を横取りしようとしたようだ)に切り刻まれ、イクトルトゥドはついに死んだ。
ウニブのペットの馬が倒れた瀕死の象の上に乗っかったりして、事態を余計に分かりにくくしていた。
イクトルトゥドに恐怖する時は終わった。
戦いの中で見せた勇気と成し遂げた偉業の名誉により、ウニブは部隊の隊長に昇進することとなった。
万歳!
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別の話になるが、大規模なドワーフのキャラバンが要塞に向かってくるのが見つかった。
それを待っている間、コボルトが門に走りこんできて、闘犬、兵士、猫にズタズタにされていた。
これが名高いコボルトのすごいアホさか。
ドワーフたちが要塞から離れた場所に物が落ちているのを見つけて取りに行き、
その内の一人、石工が愚かさの対価を払うこととなった。安らかに眠れ。
要塞の人口は現在75人だ。
価値の低い骨細工の詰め合わせを外国から持ち込まれた肉と交換した。
自給できない食べ物を好物にしているドワーフがいるようなので。
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イクトルトゥドの死体はあのまま腐っていっている。
埋葬したり調理したりしようという者はいないらしい。
買った肉が交易所に積まれたまま、通路でヒマしているドワーフが沢山いるのに気付いた。
運ぶように頼んだところ、いかなる荷運びも行わないように命令を受けていると言われた。
そのまま続けるようにと言っておいたが、将来また問題になるかもしれない。
技師は特にヒマそうだ。
漁師ドワーフが粉挽き部屋の中で餓死寸前になっていた。
タワーキャップ(キノコ)が成長して出口を塞いだようだ。
幸運にも彼の泣き声を耳にした者がいて、木こりにキノコを斧で切り倒してもらって九死に一生を得た。
市長がレッドスピネルを使った物を2つ作れと命令を出した。
おそらくこれまで1つも存在せず、禁輸令が不完全になっていたのだ。
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今日、河からカエル男が飛び出してきて闘犬と猫を殺した。
すぐ兵士と農夫に始末された。
何でも屋のウルディマニルが未知の力に取り憑かれ、細工師の工房にある素材を漁りだした。
だが悲しいかな彼の手は止まってしまい、いまは独り言を言っている。
彼の手にはクリアグラスが1かけ握られていたので、多分もう数個欲しいんだと思う。
砂を運ぶのに使う袋をドワーフたちが持って行って他の用途に使ってしまうので困る。
砂石の像の周りでパーティが開かれているのがまた作業を遅らせている。
秋が終わる。
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(Part11につづく)
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