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Home Tree
From Threetoe's Stories (May 31, 2006)
http://www.bay12games.com/dwarves/story/tt_home_tree.html
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木々の中にある自宅へと、ゲルフは蔦から飛びうつった。
友人たちと1日すごしたあとで、すこしひとりで過ごしたい気分だった。
彼はホタルを呼び、巨木のうろに作られた自宅のなかに入れ
生きた葉で作られた本を読むための明かりにした。
帰り道の雨によって彼は濡れていたが、
その雨は現在の包囲攻撃に対抗するためにハイエルフたちが起こしているものだ。
この数日、ドワーフ達は森に火をつけようとしていた。
彼らは最初に家の木々を切り倒そうとしていたが、
ハイエルフの魔法が樹皮を鉄のように固くして妨害したのだ。
巨木が揺れた。
ゲルフは窓から外を見た。
ドワーフたちが木の下にトンネルを掘り、その根に斧を振り下ろしていた。
友人たちの放った矢が雨のようにドワーフたちに降りそそぐ中を、
ゲルフを含めて100人以上のエルフが蔦をロープ代わりに降下した。
だがドワーフたちはトンネルへと逃げ込んでいた。
ゲルフはトンネルへの入り口を見つけ、矢をつがえて踏み込んだ。
ドワーフが彼を見つけて突進してきたが、その顔めがけて返しつきの矢を打ち込んだ。
矢を受けたたドワーフはよろめき、奥へと逃げ出した。
狭く曲がりくねったトンネルは、エルフには小さすぎ、弓には窮屈すぎた。
ゲルフと友人たちはドワーフに押され、退却せざるをえなかった。
地上に出た彼らが見たものは、家の木の最初の一本が地面に倒れるところだった。
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分析(Analysis)
クリーチャー
・クリーチャーは考えを整理して何かを決めるために孤独さを必要とすることがある
・クリーチャーや人は動物と交流し支配したり、行動に影響する手段をもつ
建築
・木を含めた巨大建築は倒され、周囲に被害を及ぼすことがある
環境
・蔦での移動。ロープ、縄梯子、鎖として。飛び移り、よじ登り、ラペリング。
戦闘
・地形を変えて砦を崩す
・地形に火をつけることを武器とする
魔法
・あれこれの目的での天候操作
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