2015年2月3日

Boatmurdered (19)

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Boatmurdered

http://lparchive.org/Dwarf-Fortress-Boatmurdered/

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Part 19: by StarkRavingMad

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冬 1055年

外にマグマを送り出す秘密の試み、名づけて"滅びろ世界"計画を開始した。
象を殺そう。
全ての象を殺そう。


とはいえ終わらせる時間があるか分からない。
同時進行で"ボートマーダードから出してくれ"計画も始めた。
こちらの方は年が終わる前に完了出来そうだ。

ここの以前の統治者だったと自称する鉱夫に会った話はしたかな?
彼がここからコソコソと脱出した方法がようやくわかったので、
私も同じやり方で行くことにした。それも出来るだけ早く。

まず不幸な奴を一人捕まえて、彼は私であると言い含める。
十分なプラチナがあれば納得してくれるだろう。
そしたら、この象にぺちゃんこにされた地獄から抜けだす。
楽勝である。
姿形の似た者は既に見つけてあるので、あとは好機を待つばかりだ。



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象がいなくならない。
悪臭とマイアズマの詰まったトンネルが気に入ったらしい。
なので、未だに誰も外に出られない。
全ての木は外にあり、それはつまり、大工の木が不足しているということだ。
だが木を取りに行かせるために一度扉を開けば最後、馬鹿どもは象のトンネルに走りこみ、巨大な牙を持った怒れる巨体に挨拶をしに行くだろう。
前向きに考えるなら、ベッドは沢山あるし、その持ち主の大半は死んでるので、当分新しく作る必要はない。

ご存知だと思うが、最悪の事態というのがあって、それがもっと悪くなる事もありうる。


どうも。



本気か。ゴブリンの包囲まで恐れないといけないのか?
既に伝説持ちの象が4頭がかりで要塞を封鎖してるというのに?
あいつら象を殺してくれないかな。そしたらメダルをかけてやろう。

出来る中で最悪の事はドアを開けて、レミングの群れを象のトンネルに突っ込ませることだ。
さあかかってこい。


明らかに象はゴブリンに関心がなかった。あいつら親友だったのか。
「おや、君らもドワーフつぶしに来たので?お通り下さい!ごゆっくり!
 私達はここでドワーフの骨をしゃぶってるので、何かあったらどうぞ!」


ゴブリンはまったく混乱して、濠のそばで立ち往生している。
「おい、ドアに閉店て書かれてるぞ。くそ、ボブ、土曜の9時までやってるって言ってたよな?
 これからどうすんだ?とりあえず象に聞いてみようぜ。沢山殺したみたいだからな。」


ゴブリン達は、その辺に居た野良猫に適当に矢を放つと、トンネルに居ついてしまった。
そこに町を作るんだろう。そこでは象とゴブリンが一緒に暮らしていて、ドワーフへの憎悪だけで共存しているのだ。


滅びろ世界計画は頓挫してしまった。地下水を掘り当てて、外に繋がる水路を水で塞いでしまったのだ。
私の後に来るものは誰でもこの計画を引き継いで良い。別のトンネルを掘ってもいいし、象やゴブリンと正面衝突出来る軍隊を作るのでもいい。私にとっては過ぎたことだ。

さて、春が来て、そして街から抜け出すチャンスも来た。
不幸なあいつが私の名前を引き継ぐが、要塞を私ほどしっかり運営できずじきに別人だとバレるだろうが、その時には私は消え失せているという訳だ。
新しい名前、新しい要塞、新しい幸運。ここに留まる意味はない。
この日記を監督官の机に入れておく。これを見つける者の幸運を祈ろう。

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今のセーブデータは象とゴブリンの群れが罠を抜けて来てしまう状態なので、
次の担当者がLocusの所まで巻き戻しても驚かないことにする。道も橋もないけど。
問題は下のトンネルの檻罠を交換するための檻を作り忘れていた事だ。
檻罠が1つ2つ残っていても、一度に12頭もの象が走ってきたら、もうしょうがないと思いたい。
その後はドワーフが死者の物を取りに行く自殺ループにハマっていて、軍隊を送っても死者が増えるだけだった。
生産と備蓄を屋内に移したり、貴族区画を新設したり、良い事も幾つかやったつもりだが、今回はちょっとひどい回になってしまった。

だが要塞が完全に終わったというわけではない。正面のドアを閉じている限りは。
これを乗り越えるために強力な軍隊を作ることも出来るし、外に溶岩洪水を放つことも出来るし、人間のキャラバンとその護衛を生贄にすることも出来る。

象とゴブリンの問題を除けば、要塞はとても上手く行っている。
食料と寝床が豊富にあり、生産も十分だ。問題は外だ。

エラーメッセージが頻発しているが、これは外に行く必要のある事をしようとしたドワーフが経路を見つけられずにキャンセルしているためだ。

どうするにせよ、幸運あれ。

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(Part20につづく)

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